三井住友銀行カード(オリーブカード)が不正使用された。
カードが利用されるたびにメールで通知が届く設定にしてあるのだが、4月24日の夜にAmazonで利用があったという。まったく心当たりはないので、すぐに不正利用だと分かった。
これは購入先にもよると思うが、「通知」があっても「記録に反映される」までは一週間ほどのタイムラグがある。三井住友銀行カード(オリーブカード)の場合、アプリ上にその記録が反映されたものにチェックをいれて不正使用だと認められれば補償の対象となる。

不正使用がわかってから不正使用の申告をするまでにタイムラグがあるのは落ち着かないが、この間にカードを停めてしまうのが一般的だろう。
5月1日に不正使用の申請とカードの再発行の手続きをアプリ上で行った。不正使用の申請を行うと、カードは同時に停止される。このときに、再発行をするかどうかなどの案内も出るので処理そのものは簡単に行うことができる。すべてアプリ上で行えるので、電話や書類などでの対応も必要なかった。

翌日、5月2日に「身に覚えのない明細に関するお手続きが完了致しました」というメッセージが届き5月7日には「先日ご照会いただきました身に覚えのない明細に関する補償手続きが完了致しました」と案内が届く。この時点でカードの利用記録からAmazonで不正に使用された2件の記録も削除されていた。
このあとはカードの再発行となる。
カードの発送が行われるとメッセージで案内が届くということだったが、自分にはそれがなく、5月15日到着便の不在配達通知でそれが行われたことを知る(封書自体は速達で発送されていた)
5月16日に郵便局へ行って受け取り。
ここから少し、手間取ることになる。
Apple Payに登録してあった旧カードを削除して、新しいカードを登録するもののタッチ決済で利用ができない。調べてみると、カードが再発行された場合は【利用制限】のかかった状態で届くらしく、これをアプリ上で「解除」する必要があるとのこと。

ところが、フレキシブルペイの「利用制限をしない」を選んでも、やはりその後カードを使うことができなかった。
カードが再発行された場合、アプリ上で行う必要のある手続きは「利用制限の解除」のみ。その他の処理は自動で行われるはずだが、どうやら新カードへのデータ上の切り替えは自動で行われるのではないらしい。
半日以上「恐れ入りますが、ログインいただいているカードではお手続きできません」という案内が表示されていたが、翌日5月17日の朝10時すぎに確認したところ、このメッセージは表示されなくなっていた。データベースへの反映は翌日の朝に行われるものと推測される。
三井住友銀行カード(オリーブカード)を再発行して、そのカードをApple Payなどのスマホに登録して使う場合は、翌日まで使えないことがあるというのがまとめ。同じ事例があてはまるとは限らないが、ご参考までに。